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院長の臨床メモcolumn

2016.04.29

大腸癌の増加

最近は大腸癌が多くなっています。

以前は消化器がんと言えば胃がんが多かったですが最近は大腸がんが増加傾向にあります。

特に40歳過ぎると大腸がんのリスクが増えるので健康診断で便潜血検査をする必要があります。

通常は2回の便潜血検査を行い、1回でも異常が出た場合つまり陽性反応が出た場合には大腸がん検査を勧めます。

がんにかんしては白黒はっきりつける必要があるので、たとえ1回の陽性反応でも大腸がんの検査を進めています。

大腸がん検査は下剤を飲む必要がありますし、嫌がる人が多いですがすごく大切な検査だと思います。

男性も女性も増えてきています。

男性の52パーセント女性の41パーセントががんになると言われています。

今一度、大腸がん検診の必要性を考えていく時代だと思います。

当院でも、透析患者さんに対しては毎年便検査を行っていただいています。

陽性反応が出た方は勇気を持って大腸検査を受けてほしいと思います。

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