約3年前にクリニックの管理医師となり、介護認定審査会に参加してきました。
それまではほとんど関心がなかったのですが、介護審査会に参加していると様々な事例があり、当院でも介護サービスを利用している方々が多く、これからは医療と介護は密接な連携を結ぶ必要があると感じました。
患者さんが高齢になり、介護サービスが必要になってきています。
サービスを利用している件数も多くなってきています。
介護度が上がってきている方もいらっしゃいます。
透析患者さんとは基本的に週3回出会います。
ですから非常に深い関係になります。
しかし私生活はなかなか見えてきません。
薬は飲めているか、お風呂は入っているか、水分や塩分は取りすぎていないか、またはきちんと食べているか、元気に動けているかなどなど。
透析といっても4時間透析だと1週間で12時間の付き合いになります。
1週間の中でたかが12時間です。
それ以外の時間が圧倒的に長いのです。
介護サービスが必要な方に対しては医療従事者も支援が必要です。
それには患者さんだけではなく、介護に従事ている方々を理解しなければなりません。
情報源は患者さん・ご家族と介護従事者になります。
ですから介護従事者の方々との連携は非常に大切になってきます。
新しいクリニックは介護事業を併設していません。
医療単独のクリニックです。
ですから周囲の介護事業の方々と連携を組み、在宅での患者さんの生活を支援していかなければなりません。
介護事業との連携は医師だけではなく、当院に新たに勤務する看護師にも連携を求めていきます。
目的は管理することというより、支援を受けながら患者さんに元気でいてほしいということです。
●当院(加古川市野口町)に関係する介護事業の方々にご挨拶に伺ってきました。
突然の訪問にも笑顔で迎えて頂き有難うございました。
・地域包括支援センターかこがわ
・地域包括支援センターのぐち
・地域包括支援センターひらおか
・地域包括支援センターかこがわ南
・加古川訪問看護ステーション
・加古川ケアマネセンター
平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。
医院名:きたうらクリニック
標榜科目:人工透析内科、腎臓内科、内科
専門医:日本透析学会透析専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本内科学会総合内科専門医
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