透析患者さんはリンが高くなりやすく、リンが高いと、血管石灰化、かゆみ、関節炎の原因になります。
ですから透析領域においてはリンを下げることが非常に大切になります。
ホスレノールもリンを下げる有力な薬です。
そもそもはチュアブル錠といって、噛み砕きまくらないと飲めない薬で発売されました。
しかし20回もかまないといけないというのは患者さんにとっては苦痛ですし、噛めない患者さんもいます。
そこで細粒が出ました。
今はそれが主流で、細粒で量が少なく、飲みにくいという患者さんは少ないように思えます。
このたび、「OD錠」として発売されるようです。
口で溶ける錠剤ですね。
選択肢が増えるというのはうれしいですね。
当院もOD錠に変えると思います。