最近話題になっている、キリンメッツコーラ。
ある、スタッフのご主人がこのコーラでやせた??
ちょっと気になってしまいました。
なんとコーラであるにもかかわらず特定保健用食品(トクホ)に認可されました。
正直言ってコーラで「トクホ」は驚きです。
食品の健康強化表示についての制度を保健機能食品といいます。
この健康機能食品には2種類あります。
1日の摂取量が基準値にあれば表示できる「栄養機能食品」と個別に国の審査を受けて健康表示が認可される「特定保健用食品」があります。
基準値というのはビタミン12種類、ミネラル5種類に限り、基準値内に入っていれば「栄養機能食品」と名乗れる。
義務ではありませんが、「栄養機能食品」とつけるだけで消費者は安心しますよね。
ただこの「トクホ」は同じ保険機能食品でも「栄養機能食品」とは全く敷居の高さが違います。
なんでコーラが「トクホ」になったんだろう?
成分表を見てみると「難消化性デキストリン」5gが入っています。
これは食物繊維です。
食物線維は第6の栄養素といわれていて、人が消化できない植物成分です。
便秘などに効くとされていますよね。
この食物繊維が脂肪の吸収を抑えるという保健用用途が明確となり「トクホ」に認定されたのでしょうね。
燃焼させる栄養素ではないとは思います。
気になるのが食物繊維以外の成分。
カラメル色素、香料、酸味料、甘味料(アスパルテーム、Lフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、カフェインって書いています。
これって、日本コカコーラ社の「コカコーラ・ゼロ」と同じ成分なんです。
違うのは食物繊維が入っているかどうかだけ。
それが大きいのかもしれませんが、メリットがデメリットを上回り、短期的にせよ結果さえ出すことができれば「特定保健用食品」と国が認定できるのですね。