インフルエンザワクチンシーズンですね。
インフルエンザワクチンは皮下注射なので基本的には「接種後、揉む必要はありません。」
じんわり皮下から吸収されていきます。
揉むとどうなるのか?
効き目が落ちるということはありません。
あえてもむ必要がないのと、揉むと皮下出血が起きる可能性(特にご高齢の方)があるので、揉まないことをお勧めしています。
厚生労働省のインフルエンザワクチン予防施主時の注意点を下記に添付します。
揉むか、揉まないか?ということは書いていないような気がします。
11 接種時の注意
(1)インフルエンザの予防接種を行うに当たっては、次に掲げる事項を遵守すること。
ア 予防接種に従事する者は、手指を消毒すること。
イ 接種液の使用に当たっては、有効期限内のものを均質にして使用すること。
ウ バイアル入りの接種液は、栓及びその周囲をアルコール消毒した後、栓を取り外さないで吸引すること。
エ 接種液が入っているアンプルを開口するときは、開口する部分をあらかじめアルコール消毒すること。
オ インフルエンザの予防接種は、原則として上腕伸側に皮下接種により行う。接種前には接種部位をアルコール消毒し、接種に際しては、注射針の先端が血管内に入っていないことを確認すること。同一部位へ反復しての接種は避けること。
カ 接種用具等の消毒薬は、適切な濃度のものを使用すること。