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院長の臨床メモcolumn

2013.10.22

インフルエンザワクチンシーズン~痛くない皮下注射

インフルエンザワクチンは皮下注射を行います。

皮下注射の量は0.5mlと少ないですが、慎重に行っています。

できる限り痛くないように。

基本的な皮下注射は

常は上腕伸側(肩峰から三横指下のやや前面)、

または肩峰と肘頭とを結んだ線の肘側1/3の部分)と前面に行います。

刺入角度は10°~30°で注射部位を指でつまみ、素早く針を刺します。

心掛けているのは。。

できる限り皮下脂肪が多いところに。

① 肌に平行に刺すイメージで

② 針を奥まで刺さずに、

③ ゆっくりと注入。

肘の皮膚にさすと痛みが軽減するという報告もあります。

肘の皮膚をつまんで、つまんだ皮膚に注射します。

この方法もいいとは思います。

患者さんにとっては痛みがないほうがいいですよね。