当院で一緒に働いているドクターHがいます。
放射線の先生で実は僕が学生時代の教員でした。
ということは随分先輩です。
幸いにも縁があり今は一緒に働いています。
放射線の先生は多岐にわたりますが、私のような内科医のときには画像読影の時によく接します。
放射線の先生は画像診断のプロであり、なかなかそのような先生と一緒に働くことはできません。
先輩ではありますが、非常に気さくな先生で質問をしやすく、何かあれば放射線のすぐに相談できるのは本当に幸せな環境にいると実感します。
実力もすごいです。
私の画像診断力を向上させてくれる存在です。
画像診断力の向上は実際の治療にも大きく影響を与えます。
H先生のおかげで何度も救われました。
たぶんH先生はそれには気付いていないと思いますが…。
先週から悩んでいたテシオカテーテルもH先生のアイディアで細工を施し、無事に透析を行うことができました。
診療がよくできる先生は知識が多くて、引き出しが多くて、アイディアが多くて、さらにそれらを瞬時に取り出してくる能力があります。
H先生はそれができる数少ない先生の一人です。
本当にすごい先生です。
学生時代も雲の上の存在でしたが、今も関係は近くなったとはいえ雲の上の存在ですね。