院長の臨床メモcolumn

先日の１２月１日に神戸勤労会館で講演を行ってきました。

透析患者とロコモティブ症候群～歩く動くをいつまでも～

透析患者さんと運動という分野はまだマイナーであり、今回啓蒙活動の意味を含めて発表しました。

ですからまだ参加数は少ないものだと思っていました。

しかし１２月の日曜日にもかかわらず会場満員ですごく盛り上がった会になりました。

皆さんの熱心さには頭が下がります。

お話をしていて、皆さん運動はしているもののどういう運動をしたらいいのかがわからないという点でした。

思ったよりも運動習慣がある方が多い印象でした。

講演していて一番反応があったスライドは「何十年間、毎日付き合っている自分の体に合わせた運動を」でした。

なんとなく皆さん腑に落ちた印象でした。

競うものでもないので自分の体に合わせた運動を自分に合わせたスピードと内容で行っていく。

すごく大切なことです。

透析患者さんと運動は積極的にやっていくべきだと信じています。

当院でもさらに勧めていきたいと考えています。