同じ食事でも血糖値が上昇しやすい食事とそうでないものがあります。
血糖値が上がりやすい食事をとっていると糖尿病になりやすいですし、糖尿病の方も血糖値が上がって悪くなります。
ある食事で血糖値の上がりやすさを数値化したのもを{GI値=グリセミックインデックス)と呼ばれています。
その数値はブドウ糖50gを接種したときに血糖値の上昇を基準としています。
よってグルコース(ブドウ糖)のGI値=100となっています。
ブドウ糖単体は血糖が最も上がりやすいというわけです。
食事はブドウ糖単体と比べて何%になるのか?
たとえば精白米は下の表でいうと73%となります。
おかゆは78%となります。
ちなみに高GI(血糖値が上がりやすい)=70以上
低GI(上がりにくい)=55以下
とされています。
意外なのは果物類はそんなGI値が高くないという点です。
果物には果糖が含まれているからです。
あと牛乳も乳糖があるからGI値が低いですね。
食物繊維なブドウ糖の吸収を抑えてくれるのでかなりありがたい食事と言えます。
下の表は結構役に立つ表だと思いますのでご参考にしてください。
(糖尿病学会誌 2013年12月号より)