最近ABC検診でペプシノゲンの血液検査をすることがあります。
これはピロリ菌検査と併用することによって胃がんのリスクをABCDの4群に分ける胃癌検診です。
ペプシノゲンは1と2があり、胃の粘膜が萎縮してくるとペプシノゲン1が減少してきます。
萎縮が進めば進むほどペプシノゲン1が下がります。
しかしピロリ菌を除菌するとペプシノゲン1は上昇します。
基本的にペプシノーゲン1が「70未満」で「ペプシノーゲン1/2の比が3未満であれば胃カメラを受けることを推奨されています。
胃がんは男性にも女性にも起こる疾患です。
また除菌で胃がんの予防することができます。
皆さんABC検診を受けましょう。
ただ、ペプシノゲンに関しては透析、腎臓の悪い方ではペプシノゲン1が上昇するのであてにならないことがあるので注意しましょう。