GWのちょうど間に、日本血液浄化技術学会が開催されました。
昨年に引き続き当院も発表を行いました。
高齢サルコぺニア患者に栄養について考慮した透析方法について臨床工学技士が発表しました。
高齢者は増加し、中でも筋肉量が減っているにもかかわらず、脂肪が多いサルコぺニア肥満も増加してきています。
ただ、サルコぺニア肥満は高齢者より、むしろ中年そうにも多い現状はあります。
高齢者を中心としたサルコぺニアの患者さんに対して積極的に除去するべきかどうか?栄養を考慮し、除去している方がいいのではないか?という視点から新しいタイプの透析方法を考案しました。
アミノ酸、特にグルタミン酸に注目し、安定した透析、アルブミンの上昇を認めました。
患者さんに合わせた透析方法の一つの選択肢になると考えています。