桃仁会病院は早々に透析前や運動療法に取り組んでいました。
透析のきぼうの雑誌にも掲載されていたのでご存じの方も多いと思います。
何を目的にしているか?
血圧低下を防止する。
下肢動脈硬化の患者さんの血流を保持する。
こむら返りを減らす。
他にも目的がありますが、一番は患者さんの人生を支えるということだと思います。
段々と筋力が低下してくると、歩く速度が遅くなる、階段が上がれない、坂道が登れないなど色んな困った症状が出てきます。
それらの日常動作を維持すること。
それが患者さんの人生の支えの一つとなります。
さらにもう一つ。
「転倒」を予防すること。
転倒は高齢者の場合特に骨折につながり、手術や長期入院にもなりえます。
これはしっかりと予防しなければならないとおっしゃっていました。
透析前のチューブトレーニング、理学療法士の先生による個別指導があり、透析中にはサイクリングとチューブトレーニングをされています。
5-6年されているようですが、重大な事故は起こっていないようです。
どう続けていくかがカギだと思いますが、患者さんが実感し、それを患者さん同士が伝え、スタッフもそれを支えていく。
効果を勉強会などで伝えていく。
その地道な付き合いと努力がここまで成長させたのだと思います。
桃仁会病院のような有名な病院は常に何かに取り組んで、さらに継続する力と向上心があるということを強く実感しました。
桃仁会病院の見学は非常に有意義なものになりました。
すごく熱心で気持ちのいい方ばかりでした。
僕たちもそうならなければいけないですね。
桃仁会病院の皆様、お忙しいところお時間を割いて頂き本当に有難うございました。
平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。
医院名:きたうらクリニック
標榜科目:人工透析内科、腎臓内科、内科
専門医:日本透析学会透析専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本内科学会総合内科専門医
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