新聞で来年度の自治体交付金のうち、病気予防予算が1500円割り当てられているようです。
これは、保険者努力支援というもので、特定健診受診率やジェネリック医薬品比率など
積極的に取り組んでいる自治体に支援する財政処置だそうです。
この制度自体のことはとやかく言う身分ではありませんが、
気になるのは、特定健診の実施が医療費抑制作用効果が乏しいということです。
特定健診はメタボリック症候群、糖尿病、高血圧、慢性腎臓病、脂質異常症をチェックするためのものです。
半分強が受診しているのですが、受診率は高いとは言えません。
いつも思うのですが、判定基準を「A,C,D」などではなく、点数化できないものかと思います。
各項目で点数化し、「総合点数』もつける。
我々は100点を満点というイメージが強く、健診結果を見て、
60点はやばいなあとか思っていただければ、特定健診からの受診率も向上するのではないかと思っています。
アルファベット⇒点数化
自分の健康状態を理解していただき、受診勧奨はもちろん、罹患している病気の進行に努めるために、
何か工夫も必要ではないかと個人的ンは思っています。