下記の表にありますように、腎関連の特定健診と対応についての指針が発表されました。
60未満が3か月持続すると慢性腎臓病ということになりましたが、GFRの数値によって明確な指針が出たことは非常に大きなことだと思います。
また、たとえ、GFRが良くても尿蛋白が1以上持続する場合は「すぐに医療機関受診を」ということになっています。
これも非常に大切なことで、今はGFRが正常でも、尿たんぱく陽性が持続すると、徐々にGFRが減少(腎臓機能の悪化)してきます。
特定健診・保健指導としての明確な指針ができたことは腎臓多病対策としては大きな前進だと思います。