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院長の臨床メモcolumn

2013.09.20

持効性インスリン:トレシーバ

基礎インスリン製剤としてはランタスやれべミルがあります。

これは作用時間が長く、これまでの基礎インスリン製剤では大多数の方が使用していらっしゃるのではないでしょうか?

さらに、基礎インスリン製剤である「トレシーバ」が発売になりました。

トレシーバは非常に効果時間が長く、すくなくとも24時間安定して効果を発揮します。

ランタスも持続型では?と思われる方も多いと思いますので、イメージ図(あくまでイメージ図)を添付いたします。

これを見ると、ランタスは1日の中でどこか、効果が薄れてきます。

対してトレシーバは効果発現に1-2日間要しますが、これを乗り切ると安定した作用が持続します。

切り替える時はランタスやれべミルと同じ量でいいようです。

変更後は少し高くなるかもしれませんが、1-2日は我慢して様子を見る。

1型、2型糖尿病にも有効とされています。