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院長の臨床メモcolumn

2015.02.19

急変シミレーション

今日は透析の診療後に、急変シミレーション訓練を行いました。

透析開始直後に患者さんの容体が悪化するという設定。

実際このようなことはめったにありませんし、私も15年やってきてほとんどありませんが、救命は医療従事者にとって最も重要な責務であり、クリニックとはいえども、急変した患者さんは助けなければなりません。

訓練ではありましたがみんな真剣でした。

心肺蘇生はクリニックではそうそうあることではありません。

心臓マッサージにAED、に酸素投与、救急コールまで。

急変発見から約9分間です。

実際は急変して、急変の程度を把握して、心肺停止なのか、その一歩手前なのか、大丈夫なのか?など迅速に判断し、対応することが求めらえています。

その中で心肺停止であれば今日のような対応になりますし、そうでなければ違う対応をしなければなりません。

総括を経験豊富な看護師長にしてもらい、いろんな意見、問題点が出ました。

実際には起こってほしくないものですが、有意義な訓練になりました。

後日、総括し、スタッフで再度考えていってほしいと思っています。

今回の訓練はあるナースの一声で実施されました。

非常にやる気のあるスタッフに囲まれて幸せですね。