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院長の臨床メモcolumn

2022.02.13

コロナ対応は総力戦

先週もオミクロンの対応に追われた。

オミクロンを疑う患者さんを診察すること自体は医師である以上、感染対策に最大限に配慮すれば問題はない。

問題は、コロナ対応は精神的にも体力的にも疲弊してくることである。

コロナ対応するのは医師だけではないことを忘れないようにしている。

自分がしんどい時は、誰かもしんどい。

自分が忙しいときは、誰かも忙しい。

自分だけ…ということは絶対にないのである。

 

コロナ対応は総力戦である。

忙しく動き回ってくれる人もいる。

動き回っていなくてもしっかりと対策を考えてくれる人もいる。

不安でも戦ってくれる人もいる。

覚悟を決めて対応してくれている人もいる。

医師一人で対応していると考えるのは大間違いである。

当院の職員は前向きにコロナと戦ってくれている。

非常に感謝している。

現実逃避してはコロナ対応は後手後手になる。

予期せぬこともあり、予期してもいい結果でないこともあるが、前向きに対応していなかければならないのがコロナ対応の現状だと思う。