当院でも75歳以上の透析患者さんがいらっしゃいます。
75歳以上になると若い方々と比べると体重増加が少なく、食事摂取量が少なくなります。
食事量が減ってくるのは透析患者さんでなくてもいえるのかもしれません。
データもアルブミンやGNRIなど栄養の指標も低下傾向にあります。
これは自然な経過といっていいと思います。
そのような高齢患者さんに若い透析患者さんと同じ透析方法でいいのかどうかというのは常に議論があると思います。
除去優先か?栄養のことを考え、除去を抑えるか?
体重増加が少なく、蛋白摂取が少ない高齢者、おそらくは筋蛋白量も少ないと思われます。
食事指導、BCAAの摂取も重要ですが、透析の除去についても考え、対応していく必要があると思われます。