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院長の臨床メモcolumn

2016.01.25

水道管の凍結

今朝、起きて雪が降っていないと安心して、出勤しました。

しかし、6時45分ごろ、玄関近くに行くとけたたましい警報が鳴っていました。

受水槽の加圧ポンプ異常があり、透析機械室ではROタンクに水がたまっていませんでした。

すばやく、機器メーカーに連絡しましたが、機械トラブルではなく、受水槽の問題でした。

加古川市水道局に連絡し、対応方法などを聞きましたが、水道管が長く、複雑で、さらに断熱材で水道管を保護しているので、ぬるま湯をかけるとかの対応もできませんでした。

水道業者に連絡し、断熱材をばらしていくと、水道管の中が凍っていました。

水道管が長いので、なかなか開通しません。

加古川市水道局にお願いし、1.8トンのポンプ車を依頼しました。(水道局の皆様ご協力いただきありがとうございました)

水道管を順番に温めていき、ようやく11時ごろに水道が開通しました。

もちろん、透析はできないので、患者さんに順次連絡し、また午後の部の患者さんも待っていただきました。

その経過中には、患者さんに自宅待機していただき、なかにはいったん来られた患者さんはずっとクリニックで待たれていた患者さんもいましたし、車で待機されていた患者さんもいました。

本当に申し訳ないです。

結局始まったのは正午過ぎ。

いつもなら午前透析が終わるころに午前の患者さんが始まりました。

皆さん、優しく、自然災害なので仕方ないよといっていただいたり、大変でしたね。と励ましてくれたり。。。

本当に優しい患者さんたちでありがたかったです。

でも本当に遅くなってしまって、申し訳ありません。

一番遅い方は帰るのが10時くらいになると思います。

生活のリズムを狂わせてしまって申し訳ありません。

スタッフもよく動いてくれました。

透析スタッフ、送迎スタッフ、事務スタッフが一致団結してくれました。

患者さんへの連絡も大変だったと思いますし、送迎スケジュールを立て直すのも大変だったと思います。

透析スタッフも朝早くから待機し、昼からスタートした時は一気に患者さんが来たのにもかかわらず、機敏よく動き、穿刺もノーミスでした。

本当にありがたく、頼もしく見えました。

自然災害とはいえ、反省点もあります。

これを繰り返さないためにも、ハウスメーカー、水道業者と相談し、対策を講じます。

皆さん本当に今日はすいませんでした。

ご協力とご理解といただき本当にありがとうございました。