先日、日本腎臓学会から2013年度CKD(慢性腎臓病)ガイドラインの冊子が届きました。
非常に内容が深くて、2012年度版とは全く意図が異なった内容でした。
2007年から2012年はどちらかというと腎臓病専門委ではない先生方に広く腎臓病を啓蒙していこうという趣旨が感じられた内容でした。
非常にコンパクトにまとめられており、指針もはっきりしており、わかりやすい内容でした。
対して2013年度版はエビデンスのもとになった論文を掲載し、より専門性の高い内容でした。
かといってかたい内容でなく、日常臨床で疑問に思うことやもう少し深く知りたいというときに、手が届くような内容です。
項目は多いですが、ひとつひとつはコンパクトにまとめらており、内容が深くて、納得できる内容でした。
学会レベルが作成したという点も非常に大きく評価させると思います。
これは手放せない参考書となりそうです。