出勤途中のNHKラジオ「ラジオ朝一番」のビジネス展望の中であるコメンテーターの先生が、
「政治家は時代の変化に(考え方)がついていっていない。」
「中小企業は今年1年で何か新商品を作ったのか?(悪い意味ではなく、もっと景気が活性化するように開発制作費を増やすべきというはなし」
という二つの言葉がやけに気になりました。
私は大学卒業をして医師以外の仕事をしていないので「時代の変化」、「新たな開発」に関してはどちらかというと無頓着です。
何となくはついていっているのかもしれませんが、時代の変化を読み取って、医療を変えていこうという風には思ったことがありません。
目の前にいる患者さんにどういう治療方針を立て、どういう治療をしていくかということは常に考えますが、「時代の変化」や「商品開発」という言葉自体は意識しませんでした。
通勤途中にゆっくりと聞いてみると。。
透析も時代とともに変わってきているし、時代とともに変わらなければいけないと思いました。
通り一辺倒の透析ではなく、オーダーメイド透析、何のためのオーダーメイド透析なのか・・
患者さんの持っている健康と命の両方を向上させていくことです。
商品開発はできませんが、1年に1回は患者さんはもちろんのことスタッフもやりがいを感じることができる診療あるいは治療方針を立てていくことも大事だと思います。
それが透析クリニックでの「商品開発」になると思います。
商品はみんなで創っていくもの。
クリニックの商品はお金にはなりませんが、「心が豊かになるもの」を創っていければいいなあと思います。