当院ではシャントエコーをよくしていますが、古い機械なのでなかなか血管内の内腔の観察がしにくかったり、血流がとらえにくくなることがあります。
それでもよく頑張ってくれているので、機会に応えて使い続けています。
先日、ある会社の超音波機器のデモを行いました。
新しい機械の精度にびっくり。
血管の内腔は本当によく見えるし、血流のとらえ方もそんな苦労せずにできる。
さらに深いところにもフォーカスがあたって観察しやすくなっている。
特筆すべきはエコー機器に保存機能があり、さらに動画でも静止画でも保存できます。
その会社では保存できるだけではなくて、あとから保存データを見て再度計測したり、計測したかった項目を追加して測れます。
忙しい場合はまず必要な写真だけ撮って、あとから時間が空いた時に計測するということも可能です。
エコーは時間に追われているときが多いので非常に便利な機械です。
シャントに限らず非常に診断の精度が高まりそうな機械でした。