脳にいい刺激を与えると頭がよくなるか?
海馬という短期記憶をつかさどるマウスの研究では、
筋トレよりはトレッドミルなどのエアロビックの方が海馬の神経細胞が増えたようです。
脳の活性化するにはトレッドミルもそうですが、自分のリズムで運動することがいいようです。
自分なりのウォーキングもそうですし、あとガムをかむことや、ゆったりした腹式呼吸も脳の活性化にいいようです。
このメカニズムに関係しているのが「セロトニン作動性ニューロン」。
このニューロンの働きが弱くなると認知症の要因になる可能性がある。
逆に活性が高まれば問題解決能力や運動能力も向上する可能性がある。
脳にいい刺激を与えようと思うと筋肉を思いっきり使うというよりは、自分のリズムで一定の運動を何分間続けると、このニューロンが働いて、頭が冴えるということです。
これは運動により才能が開花されるとかそういう話ではありません。
これからの社会、「認知症を予防する」ということが非常に大切になっていきます。
どういう運動をしていけばいいのか?
透析患者さんに適応する運動はどんなものなのか?
運動内容、運動強度など様々なことを含めながら考えています。