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院長の臨床メモcolumn

2024.07.31

梨状筋症候群

片側の下肢全体が痛くて、動きの悪い患者さんがいました。

腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群と書いていました。

梨状筋症候群はなじみのない病名だと思います。

梨状筋症候群は、

骨盤出口部での圧迫性坐骨神経障害で、坐骨神経痛の一因となりえます。

原因としては、臀部の打撲や慢性の刺激,スポーツなどがあります。

症状としては、下肢・臀部の疼痛は高頻度に認められますが、筋力低下や知覚鈍麻などの神経脱落症状の発症率は比較的低いといわれています。

参考HP(済生会)