院長の臨床メモ何を目的として運動するのか?
それが一番問題であり、一番初めの壁でもあります。
歩いてどうなるのか?別にし合いやレースに出るわけでもなく何を目指して歩くのか?または運動するのか?
歩いて何が楽しいのか?
目的がないからなかなか動きだすことができないということは多いと思います。
それは高齢者に限らず若者もきっとそうでしょうね。
仕事が忙しい、子育てが忙しい、家事が忙しいなど様々な理由があります。
運動を始めるのは早ければ早い方がいいに決まっていますが、気持ちに余裕ができて、身体もしっかりと動く時点で最低始めるべきだとは思います。
●バランス訓練
１つの線を左右それぞれの足を交互に線上を歩いて行く。
それを前後だけではなくて、左右にもやってみる。
●足指じゃんけん
足の感性を磨く必要があります。
足の指で「グー」、「チョキ」、「パー」。
足の感覚は段々と鈍ってきます。
そんな感じを覚える方は是非とも毎日してみてはいかがでしょうか。
●ストレッチ
アキレス腱～ふくらはぎ
太ももの裏の筋肉～座って足を延ばして前かがみになる
腰の筋肉～かけっこのスタートの姿勢で片方の足を延ばす
背中の筋肉～四つん這いにして足を前にのばして、お尻を突き出す。
ただし、ストレッチはゆっくりと１０－２０秒かけて。
運動は何物にも代えがたい薬といってもいいでしょう。
できることを工夫してやっていきましょう。
きっと自分の健康維持に返ってくるでしょう。