子供でヘルパンギーナが流行しています。
ヘルパンギーナはなる風邪で内科ではほぼ見ることはありません。
しかし、子供の罹患中に大人が感染する可能性はあります。
コクサッキーA型を中心にB型、エンテロウイルス、エコーウイルスなどいろんなウイルスにより発症します。
ヘルパンギーナの特徴は強い咽頭痛です。
のどの軟口蓋から口蓋弓にかけて1‐2㎜程度の小さな水疱や水疱が破れたびらんが見られます。
発熱はある方とない方はいますがおおよそ、2‐4日で解熱します。
咽頭痛は1週間くらいかかるようです。
食べれない方もいるのでつらいと思います。
お子さんから感染した親御さんの診察をしましたが、咽頭痛に対してはアズノール、トローチ、のどの抗炎症効果や排膿作用が強い桔梗加小柴胡湯を処方しました。
咽頭痛が早く治ればいいですね。