イベニティ®は骨粗鬆症の皮下注射剤である。
骨形成のシグナルを抑えるスクレロスチンに結合し、物質を阻害することで骨前駆細胞を活性化する。
そのため、骨形成を促進させる。
また、同時に破骨細胞の発現を抑えることで骨吸収を抑える。
この二つの作用がある。
適応は下記の通り(添付文書)
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会の診断基準における以下
の重症度に関する記載等を参考に、骨折の危険性の高い患者を対象とすること。[1.参照]
・骨密度値が-2.5SD以下で1個以上の脆弱性骨折を有する
・腰椎骨密度が-3.3SD未満
・既存椎体骨折の数が2個以上
・既存椎体骨折の半定量評価法結果がグレード3
透析患者でも、イベニティ®の有用性についての報告がある。
腰椎、大腿骨頸部の骨密度が有意に上昇した。
さらに、懸念されていた著明な低Ca血症や心血管イベントの報告はなかった。