(概要)
・神戸市中央区の商店街でPCRモニタリング検査が実施された
・無症状721人にPCRキットを配布し、実際検査された方は148人
・採取方法:唾液
・結果:148人中、3人陽性(2人は再検査で陰性、1人は陽性)
(印象)
・無症状で商店街に行くような元気な方々に対する検査では陽性率1%未満。これを有意ととるのかどうか?
・現在、県内高齢者施設の職員に対してPCRモニタリング検査を進めており、現在8856人中、陽性者はゼロ。
・商店街などでモニタリング検査を受ける方々は少なくとも活動的であり、人ごみに紛れることが多い。そのような活動性のある方で陽性率が極めて低いことは安心材料である。
・これから、モニタリングは場所、職種、時間など条件を変更し行われていくと思われるが、データを開示して頂きたいと思われる。だた、現在のような第4波の入り口と3波の縮小期のモニタリングは果たして一緒の結果になるのかどうか?行うタイミングが気になるところである。これから起こりうる4波のピーク時に無症状者にモニタリング調査をすれば結果は変わるかもしれない。