カナグリフロジンというSGLT-2阻害薬のCREDENCE試験が発表されました。
このよう報告によると 腎イベントに関しては、試験の対象は腎機能があまり良くない方々が対象にされています。
推定GFR平均50後半、尿アルブミン900ml/dl台となっております。
この対象でも、投与すると、腎不全、クレアチニンの2倍化、透析導入のリスクが約30%低下していました。
心イベントに関しても心筋梗塞などの心血管イベントや心不全による入院のリスクが一次予防でも結果が出たというのは特筆すべきことだと思います。
SGLT-2阻害薬で糖尿病性腎臓病の予後は将来大きく変わってくると思います。