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院長の臨床メモcolumn

2018.03.26

第54回西播透析医会(in 姫路)での発表

24日土曜日に姫路で西播透析医会が開催されました。

昨年に引き続き、当院から発表を行いました。

今年は、高齢者で栄養状態が良くない患者様に対して、効率を下げた透析方法が功を奏した方法について、当院の診療工学技士の佐野から発表がありました。

完全なる患者様に合わせたオーダーメード透析方法を考案し、実践した結果、栄養状態が考案しました。

高齢の患者様が増え、十分食べれない患者様が増えてきました。

その中で、最近ではフレイルという言葉も出てきました。

今後、さらに恒例の患者様が増えてくるのは間違いありません。

同じ血液透析(HD)でも血液流量や透析液流量の調整で栄養状態まで介入できるということを目の当たりにして私自身、感銘を受けています。

理論を患者様に応用し、粘り強く考えた結果が功を奏したと思っています。

高齢透析患者様に対する透析方法として一石を投じたと思います。

栄養介入が必須ですし、患者様にはご自身のためにも体を動かしていってほしいと思います。