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院長の臨床メモcolumn

2019.12.26

糖尿病の薬「テベルザ」

 糖尿病の治療薬にSGLT2阻害薬があります。

テベルザはその中でも半減期が短い薬剤です。

尿糖の排泄率は日中が多く、夜間に少なくなるため、夜間の尿量が少なく、睡眠に影響が出ません。

低血糖になる頻度も少なく、血糖の変動幅も小さいと言われています。

1番のメリットはやはり、前述した日中に多くの尿糖とそれに伴う尿糖が排泄されることが大きいと思います。

午前0時ー午前6時;245ml

午前6時ー−24時;1175ml

日中の方がもちろん尿量は多くなりますが、夜間の尿量と尿糖排泄量がかなり抑えられることが大きなメリットです。

夜間頻尿は睡眠不足や高血圧の原因にもなりますので要注意です。

同じSGLT-2阻害薬でも特徴がそれぞれあるのですね。