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院長の臨床メモcolumn

2018.08.07

睡眠時無呼吸と睡眠中の酸素療法(透析患者さんの報告)

透析患者さんには睡眠時無呼吸症候群を持っている患者さんが多いといわれています。

なかには70%以上併発しているといわれている報告もあります。

とくに、心血管病を合併している患者さんに合併していることが多いといわれています。

もちろん、軽度の方もいらっしゃれば、すぐにCPAPなど呼吸療法が必要になってくる患者さんもいらっしゃいます。

PSGという無呼吸の検査をして異常があれば呼吸療法の適応になります。

しかし、中には透析をしているうえに、さらに呼吸療法となると、治療に消極的な患者さんもいらっしゃいます。

PSGをしていると、呼吸障害のパターンとして中枢性の睡眠時無呼吸症候群やチェーンスークス呼吸を散見します。

このような場合で、どうしても患者さんがCPAPやASVなどの呼吸療法を望まれなかった場合、夜間の酸素療法のみを行うことがあります。

夜間酸素1-2L/分流すと、SPO2の酸素濃度は睡眠中も上昇します。

3%ODIという、夜間のSPO2が3%以上低下する頻度も低下します。

今回、中枢性やチェーンスークス呼吸の方への酸素療法の有効性を記しましたが、あくまでもCPAP、場合によってはASVが望ましいと思います。