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院長の臨床メモcolumn

2019.12.08

爪白癬の薬 ネイリン

爪白癬は爪の水虫のことです。

水虫というと最も多いのが、足の指の間の水虫である趾間水虫。

次に多いのが、爪水虫と趾間水虫の合併。

一番少ないのが爪だけの水虫。

爪水虫があると、足の水虫も持っている人が多いですね。

その爪水虫の治療薬として発売されたのがネイリン。

12週間だけの内服薬です。

早い方ですと3か月後に効果があります。

ネイリンが爪の中に有効的に残っているのは約7か月だそうです。

ただ、爪というには伸びてこないと評価ができないので、おおよそは1年後に評価します。

有効率が高く、

爪甲混濁面積は85.6%の方が縮小し、完全に治った方も約60%います。

副作用には肝障害と腹部膨満感があり注意が必要です。