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院長の臨床メモcolumn

2017.05.16

兵庫県透析従事者研究会

14日日曜日神戸で兵庫県透析従事者研究会がありました。

日曜日にもかかわらず、当院ではほとんどの透析スタッフが参加しました。

本当に熱心なことでうれしく思います。

講演はシャントと心不全、テーラーメード透析の2つで、どちらとも非常に面白い内容でした。

シャントと心不全に関しては普段どうしても忘れがちなところで、心不全というと体重増加、塩分、血圧などを考えてしまいますが、シャントの影響もあることを改めて実感させられました。

スティール現象や過剰血流の影響についても話を具体的にされ、非常に勉強になりました。

テーラメード透析は新しい透析の考えで、オンラインHDFとは違った、また興味深い内容でした。

透析低血圧や高齢者の方々にとっては有効な透析方法となりえると思います。

ただ、テーラーメイド透析ということは患者さんごとの治療条件を模索するということで、通り一遍等のやり方は通らず、患者様個々について考え抜く必要があるので粘り強い姿勢とそれを実施するための知識が必要と感じました。

講演の間には懐かしい仲間と久しぶりに談笑したり、講演される先生にいろいろと教えてもらったりと充実した時間を過ごせました。