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院長の臨床メモcolumn

2016.11.29

保存期CKDでのESA

最近では保存期CKDでは腎性貧血の場合ESAを使用することは多くなっています。

それはESA(貧血の注射)をしないと、腎機能の悪化が進行し、透析のなる期間が早くなるといわれ、さらに、心臓病も発症しやすくなりといわれているからです。

保存期CKDでは貧血が進行しやすいのでたくさんのESAが必要となりますが、たくさん(適切)なESA量を使用し、適切なHbにコントロールした方が、腎予後も生命予後もいいといわれています。

今回長時間作用型ESAと短時間型ESAの違いによる冠動脈イベント回避生存率についての報告がありました。

長時間ESA使用した場合の方が有意に生存率が高かったです。

これはHbだけではなく、ESA自体が冠動脈にいい影響を与えた可能性があります。

ESAは単にHbの値だけではなくて、冠動脈に良好な効果を与えるのかもしれません。