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院長の臨床メモcolumn

2011.11.04

ラジオ体操

透析をされている方で毎日散歩とラジオ体操をされている方がいらっしゃいます。

正直言ってすごいなあと思いました。

ラジオ体操と言えば、毎朝通勤中の車のラジオで何となく聞いていたので自分の中で「はっ」と気付くものがありました。

小学生の時には当たり前のようにやっていたラジオ体操も最近では全くやっていません。

もはや最近では毎朝聞くものになっていました。

お恥ずかしい限りです。

ラジオ体操は1928年から放送が始まったというかなり長く親しまれている体操だと思います。

老若男女を問わずだれでもできることに重点を置いて考案されたようです。

身体をまんべんなく動かすことで、加齢や生活の偏りなどが原因となる体のきしみを取り除き、人間が本来持っている機能を元の状態に戻り維持する効果があるようです。

全国ラジオ体操連盟のホームページによると

十三種類の運動によって全身を動かし普段の生活で使用しない筋肉や関節、骨に与える。特に筋肉や関節を十分に動かすことによって柔軟性の向上、血行増進からの肩こり、腰痛の予防・回復を期待することができる

と載っていました。

ラジオ体操は即効性はありません。じわじわと体の中にしみ込んでいってきしみを取ってくれるものだと思います。

ラジオ体操も速いペースのウォーキングとほぼ同じくらいカロリーを消費します。(15分間で57キロカロリー)

できる体操とできない体操があります。

曲がらない、伸ばせない、ひねれない運動もあると思います。

しかしこれほど長い間、たくさんに親しまれている体操は他にはないでしょう。

「健康」をうたわれている昨今、原点に返って、自分の健康のためにラジオ体操を始めてみるのもいいと思いました。