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院長の臨床メモcolumn

2018.05.31

パーサビブと骨粗鬆症薬

オルケディアが発売になりましたが、注射剤としては以前からご紹介しているパーサビブがあります。

これも同様PTHをよく下げてくれる薬です。

投与1年で87.5%の割合でPTHを目標値に達成されています。

この注射は血中濃度は安定しやすいですが、透析で除去されるため、週3回の透析ごとの投与が必要になってきます。

あと、カルシウムが下がることがあるので、骨粗鬆症薬であり、ボナロンやボンビバを投与されている方は余計にCa低下に注意ですね。

プラリアと併用されている方はなおさらですね。

ただ、Caが低下した場合は、パーサビブの容量調整が必要で、骨粗鬆症薬はやめづらいですね。