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院長の臨床メモcolumn

2020.08.24

インフルエンザワクチン

(概要)

・今年のインフルエンザワクチンは新型コロナの影響で増産される可能性がある。

・新型コロナワクチンの今冬の接種は明らかではない。さらに治療も確立していない。

・インフルエンザと新型コロナの鑑別は決して容易ではない。

・高齢者や免疫が弱い方に対し優先される話もある。

 

(印象と感想)

・加古川市では高齢者インフルエンザワクチンは例年より1週間早く接種可能となる。

・受診抑制によりインフルエンザ希望者が減る可能性がある半面、マスコミなどで積極的な接種を勧奨する場合は、例年より接種希望者が増加する可能性がある。

・診療所当たりのインフルエンザ接種本数は、昨年の実績により予想されているため、決して多くのワクチンが手に入るわけではない。

・現在は猛暑であることからインフルエンザワクチンについての問い合わせはないが、今後10月になるにつれて増加する可能性がある。

・ワクチンに関しては混乱が混乱を生むことがあり、希望者が一気に増加し、在庫がなくなる可能性もあるため、接種する医療機関もスケジュールや対象を十分検討しておく必要があると考える。