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院長の臨床メモcolumn

2011.10.22

アロマを使ったかゆみ対策

ある患者さんが全身のかゆみに対してアロマオイルを使っていいかといわれました。

正直言ってあまり知りませんでしたが、それまでその患者さんは顔や手などには使っていたのでアレルギー反応はないと判断し、おなかや背中のかゆい所に塗ってもいいという許可を出しました。

すると次の回診時にはかゆみが随分と楽になったというのです。

正直言って驚きました。

アロマの内容はローズウッド、ラベンダー、カモミールともうひとつは思い出せません。

いいにおいでしたが、つけたことはありません。

女性の方が詳しいようですね。

調べてみると鎮静作用以外にも、炎症を抑えたり、殺菌したりする作用もあるようですね。

看護師さんを中心に色々と試されているようです。

①アロマゲル

②ラベンダーワセリンなどワセリンにアロマオイルを滴下したもの

③アロマオイル

④アロマ浴

(ローズウッド、ヘパーミント、ラベンダー、サベンサラ、カモミール、ローズマリー)が調べたなかにはありました。

よんでみるとカモミール、ラベンダー、ペパーミントは何となくいいのかなあという気がします。

多分もっといろんな組み合わせや種類はあると思います。

香りがするので好みがあると思いますが、かゆみだけではなく気持ちが和らぐという点でも効果を発揮

するものだと思います。

透析方法を変えてもすぐにかゆみは改善しません。

かゆみは日常のつらい症状の一つです。

当院でも考えてみたいと思います。